キット概要

1983年発売
BANDAI製
1/350イメージスケール
The特撮コレクション
第一弾『GODZILLA』


当時は『ゴジラ』をはじめとして『ウルトラマン』『ウルトラQ』など特撮映画が流行っていました。
ゴジラのプラモデルはこれまでにマルサン、北米ではオーロラというメーカがキット化をしていましたが、歩くギミックがあったり造形的にいま一つという感覚でした。

そんな状況下にあって、このBANDAI製のキットが発売された時には
「やっと大人ユーザー向けのキットが発売された」
と管理人は思いました。

しかし、多忙であったためこのキットを製作することなく数十年という月日が
流れてしまいました。

そして、今回ふと思い立ち、このキットを倉庫奥より取り出して来て製作してみることにしました。

GODZILLA復活計画

キット内容

キットは大きく分けて三つから成り。
写真左から、モスラを含む背びれの一部と足、ゴジラの身体部分、腕や尾を含む内容となっていました。

本体部分を含むキット

上部から、背びれ、背びれのインナー部品
縦ニ分割の本体、アゴが含まれます。

上述した他社製キットと比較して完成をワクワクする
造りと言えます。

管理人としては、金型の制約によるボディの造形の粗さが
気になったため、エポキシパテなどで映画のような体表面を
再現すれば、よりリアルなゴジラが完成すると考えました。

モスラを含むキット

背びれ5枚、足、太ももから脚、縦ニ分割のモスラ本体が含まれます。

本特撮コレクションの特徴の一つに、オマケが付属していることが挙げられる
らしいのです。

そして本キットはなんと、モスラが付属しています。
なんとサービス精神旺盛なんでしょうか。

加えて、本モスラも出色の出来栄えであり、ここでもワクワク感が募ります。
個人的には、このモスラのみの単品販売でもいけるのでは?という印象を
持ちました。

モスラが付属する本キット内容を見る限り、今回の特撮コレクションは
1964年初公開の『モスラ対ゴジラ』を再現していると考えられました。

通称、モスゴジは、シリーズが変わるごとにゴジラの造形の中にあって
史上最高の出来とファンの中で言われています。

腕などを含むキット

サイドの背びれ2枚、腕、太もも、尾が含まれます。

尾に関しては4分割構成となっていることから、劇中の自在な
ゴジラの尾の表現をしていることが伺えます。


さすがバンダイさん。

人気のあるモスゴジを商品化するとは粋な試みと言えます。





こうしてキットのパーツを見る限り、完成時が否応なく期待が高まってきます。

軍艦模型のように、これと言った資料を調べたりせずにただ組み上げれば、モスゴジが出来ると思うとワクワクしてくるものです。



ただし、



パッケージの横にある完成品の写真を見ると、一抹の不安が込み上げて来てますが…





「いやいやきっとこの写真は試作段階にあったことと、製作者の腕によるんだ。」

と自分に言い聞かせ、不安を払拭し製作に取り掛かりました。

次回は、完成品の画像をアップロードします。


続く…

GODZILLA復活計画(その2)

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復活計画の目的

本復活計画を一言で表せば管理人の息抜きです。

軍艦模型はどうしても正確性を求められます。それはそれで、やり甲斐があり楽しいものでもあります。
ただ、ストイックに資料とにらめっこをして製作を進める軍艦模型製作から少し離れて肩の力を抜いた製作をしたいという
思いがありました。
何かできないかと考えていた時にたまたま、ストック場の奥深くに眠っていた後述するバンダイ製ゴジラキットが出土しました。

幼少時代ゴジラに心を馳せた管理人としては、これは良い息抜き材料だとこの計画を実行に移しました。
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